お産に対する院長の考え方


まず妊娠37週で早産から正期産になりますが、胎内の赤ちゃんの推定体重が2500gを超えていればいつ生まれても良い。通常は妊娠10ヶ月になると体重増加は鈍り、そのかわり生まれてもよいいろいろな力や機能を充実させます。
お産の始まりは何でしょう。
それまで子宮の中で安全に育てられていた赤ちゃんがもう外に出たいと思ったとき、決めているのは赤ちゃん自身であるというのが現在ほぼ認められているコンセンサス。したがって運動したからといって始まるわけではありません。
やっぱりいわゆる“お徴し”のおりものが始まりで子宮の硬い出口が柔らかく薄くなりその出所である赤ちゃんの頭が通るようにならなければなりません。
これを助けるのが最初の軽く間隔の長い子宮収縮(子宮の上から下へ伝え押し下げる作用)から次第に強くなる陣痛です。
ここで、息を吐く呼吸法や麻酔によって緊張をゆるめ、冷静に進む方向(背中が丸くなります)をイメージすることが大切です。お腹を強く押して出そうとするのはお産ではありません。
子宮口全開から赤ちゃんが生まれるまでは、「息み」が入ります(「気張る」ではありません)。歯をくいしばって息を止めれば止める程脳は酸素不足になり疲れます。息を吐いて疲れを残さない省エネ法です。
「息む」を理解し、スタツフと一緒に練習しましょう。