麻酔分娩(無痛分娩)とは?


欧米では殆ど麻酔分娩を行っています。
日本ではお産の痛みを耐え忍ぶのが自然で良いとする考えがあり、あまり普及していません。
副作用や帝王切開が増えるのではないかという心配があるのも歓迎されない理由です。
最近は一回の出産をどのように経験するかといことが重要視されるようになり麻酔分娩が増えつつあります。
麻酔分娩は子宮収縮、子宮口開大に伴う痛みは腰部の脊髄からの神経により支配され、その神経をブロックします。その局所麻酔効果で下半身の痛みが鈍くなります。
赤ちゃんの下降感、圧迫感は存在しますが、殆どの人は自然に近い形での分娩が可能です。
横になって、脊髄腔の外側の硬膜外腔にチューブを挿入留置しておきます。子宮口が4~5cm開大し、骨盤腔に児頭が入って起る産痛が出現したところで、麻酔薬注入を開始します。
副作用は母体の血圧低下です。予防のために必ず点滴をおこないます。
時に、陣痛自体が弱くなったり、息みに必要な腹筋の力が不十分となる場合があります。このような場合は陣痛を促進したり、吸引分娩が必要となることもあります。